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東アジア文化都市2016奈良市

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奈良は、およそ1300年前に日本という国の制度がはじめて整った地であり、そして東アジア文化を迎え入れたシルクロードの終着点という、歴史的・文化的に特別な意味を持つ都市です。奈良時代に花開いた文化の高い芸術性、精神性は、中央アジアから東端の日本に至る雄大な空間と時間、多様な人々の営みと文化の結晶でもありました。
2016年、奈良市は「東アジア文化都市」として、新たな魅力を国際社会へ発信します。
いにしえの時代に世界と向き合ってきた奈良だからこそ、文化の力でふたたび世界との絆を深めることができると信じています。
2015年12月20日に行われた、第7回日中韓文化大臣会合において、日本では奈良市が、中国では寧波市、韓国では済州特別自治道が、それぞれ「2016年東アジア文化都市」開催都市に正式決定しました。
「東アジア文化都市」として、ともに選定された中国・寧波市、韓国・済州特別自治道と様々なプログラムを展開し、東アジアの相互理解や連帯感を高めていきます。いよいよ「東アジア文化都市」が、奈良の地を舞台にはじまります。

古都奈良から多様性のアジアへ

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「東アジア文化都市2016奈良市」では、主に「舞台芸術」「美術」「食」を切口に、アジア諸地域の文化的共通性を確認し、発信していきます。グローバル化による世界の均質化・同質化の波が押し寄せる現在、アジアの諸地域は自らのアイデンティティと文化をあらためて見つめ直すなかで、同じように格闘する様々な地域とつながり、交流することを通して自らの文化を育み、あらたな展望を切り開こうとしています。日本各地のみならず、アジア諸地域で活発に開催されている芸術祭や芸術文化による地域づくりはそうした企図をもって取り組まれています。
本事業では、古都奈良の開かれた精神性を礎に、各都市で行われている様々な芸術祭・地域づくりの取り組みをつなぎながら、アジアの共通性と多様性を明らかにしていきます。
異なる文化間の絶えざる交流の中に創造力の源泉があります。古都奈良はアジア各国の人々とこの事業を通じて広く深くつながり、それぞれの文化を尊重しながら、伝統と創造を響かせ、アジアの平和構築をめざします。

「東アジア文化都市2016奈良市」アドバイザー 北川 フラム氏より