イベント情報_東アジア文化都市2016奈良

舞台芸術部門/高校生と創る演劇「ならのはこぶね」

 

集合写真 (2)

・公演日:12月24日(土)13時~/18時~、25日(日)15時~
・会場:ならまちセンター 市民ホール
・出演:高校生21人

 
奈良×高校生×プロの演劇人。
青少年が演劇の創作現場を体験することで、コミュニケーション能力・想像力・創造力の開発につなげ、次代を担う地域における文化芸術活動を支える人材の育成をめざすことを目的に本事業は企画されました。
初対面ばかりの中で行った夏のワークショップ、秋のオーディションを経て、本番を迎えたのはクリスマスの2日間。
当日は、たくさんの方にご来場をいただきました。本当にありがとうございました。
 
奈良時代へタイムスリップした現代の高校生たちが平城京を舞台に繰り広げる、作・演出 田上豊さんによる新作書下ろしの冒険物語「ならのはこぶね」。
1年間にわたり、さまざまなプログラムを展開してきた「東アジア文化都市2016奈良市」。
海のないここ奈良市を舞台に「ふね」の名が、シンボルアート’船をつくる’プロジェクトに始まり、
偶然にも舞台芸術部門最後の作品「ならのはこぶね」のタイトルにも冠されました。
 

【千秋楽直後の皆さんの声】

 

 


  • 秋月結衣さん
    約1年にわたり「東アジア文化都市2016奈良市」サポートクルーとして活動してきたなかで、この舞台芸術部門で先に公開された劇団「SPAC」や「維新派」の演劇に影響を受けてオーディションに参加しました。みんなと一緒に成長しながら、本当に自分が好きなこと、したいことを見つけることができました。
  • 東和佳奈さん
    この1か月間は演劇が自分の生活の中心になっていました。その中で、ひとつの役を深く追及することや、周囲との協調性を考えることで、自分が大きく成長できたように感じています。「ならのはこぶね」の一員になれたことに感謝しています。


  • 井藤瑶貴さん
    これまで舞台芸術の分野では歌やダンスなどを経験してきましたが、新しい挑戦として初めて演劇に応募してみました。不安や緊張もあるなか、みんなが助けてくれたおかげで、いい思い出になりました。参加してよかったです。

  • 植田葉月さん
    実際の稽古期間に対して、何年も一緒にいるように感じさせられる仲間たちでした。
    今日で終わってしまうことが信じられないです。
  • 岡山弥美さん
    最初のうちはセリフを覚えられるかが不安でしたが、稽古を重ねるうちに自信を持つことができました。この仲間と一緒に3ステージ立てたことがとても嬉しいです。
  • 栗野聡くん
    もっと演劇が好きになりました。
  • 坂本茜さん
    中高一貫でずっと演劇をやってきましたが、大学生になっても演劇を続けていきます。
    舞台が終わった瞬間、このみんなとやれたことを幸せだと感じました。これから寂しくなるけれど、いい思い出です。
  • 下間晃弘くん
    まだ明日からも、続きがあるような気持ちです。今日で完全に終わりだという実感がありません。
  • 高木啓斗くん
    高校でも演劇部に所属していますが、2日連続で上演したことは初めての経験で、実はすごく疲れました。苦労した分、その分みんなで結束を深められたのではと思います。
  • 匠夏歩さん
    今の気持ちですか……。すごく眠たいです!笑
    眠たさと寂しさと、あと練習楽しかったな、友達増えたなという気持ちです。

  • 辻󠄀龍太朗くん
    演出家の意を汲むよう努力しました。例えば滑舌について注意されたときには、昔テレビでみて知った「割り箸をくわえて話す」という方法を実践して自分なりに克服してきました。プロの方々と一緒に楽屋入りや場当たり稽古など、本当の演劇を体験できたことは感動でした。これからも役者を目指したいです。
  • 中島萌さん
    人が集まるところは苦手なのですが、演劇部の先輩が、一生にあるかどうかの経験になると後押しをしてくれて参加しました。予想外にオーディションそのものがすごく面白くて、劇の内容もそのときの期待通りに面白くて、みんなとも仲良くなれて、楽しかったです!
  • 西田瑞希さん
    自分自身が最後までやりきれたことに感動しています。ここで出会えた仲間は一生の宝ものです。

  • 林奈央さん
    演劇にはこれまでも携わってきましたが、今回は自分以外のほとんどが違う世界の人という、日常にはない設定にかなり苦戦しました。前日まで自信がなく焦っていましたが、本番では楽しく演じることができました。これからお芝居を続けていく上でも貴重な経験になりました。


  • 藤田菜摘さん

    自分たちが創ったものを人に見せるという意識は学校の演劇部では味わったことがなく、演劇に対する意識が変わりました。そしてどのステージにも差を出さず、集中力を切らさず舞台に立ち続けるのがプロなんだと学びました。飽き性で物事を続けることに苦手意識があったのですが、初めて味わう達成感があります。
  • 船曳咲彩花さん
    もとの生活に戻ったらどうしよう……。冬休みのあいだは、抜け殻になってしまいそうです。この舞台を通して、今までより、より一層愉快な人間になれたかなと思います。これからも楽しく生きていきます!

  • 米谷由芽さん
    人見知りをする性格で最初の頃は場になじめずにいましたが、今ふりかえればその期間ももったいないと思うぐらいにみんなと仲良くなれました。気さくに話しかけ、修学旅行で離れていた間も気にかけてくれていたみんなに感謝しています。
  • 宮井俊介くん
    短い間でしたが、大勢の方にサポートいただき、自分自身も楽しんで今日までくることができました。苦手を避けるところが今まであったけれど、克服できたかなと思います。
  • 宮本夏弥さん
    80分はあっという間でした。終演後、友達の涙にもらい泣きしてしまいましたが、楽屋に帰ってきたらいつも通りの賑やかさで、また元気になりました。この仲間でやってこられて嬉しかったです。
  • 村井萌さん
    出演者全員の個性に合った役柄に、一人一人をよく見てくださっていたんだと思いました。作品の面白さや、田上さん、福田さんの本気が伝わってきて、私も本気で返さないとと思い、今までのどの演劇経験よりも一生懸命に取り組むことができました。はまり役をくださって有難うございました。
  • 依田早織さん
    小学生の頃に習い事でやっていたミュージカルは、中学進学と合わせて辞め、演劇の世界から遠のいていました。でもやっぱり夢を諦められずに演劇部のある高校を選び、今回もオーディションを受けました。学校の部活ではまず殺陣なんてやらないし、音響やレーザー照明などの裏方もない。これほどに動きのある役柄も初めての経験でしたが、役に愛着をもって一生懸命取り組んできました。とても幸せな充実した毎日を送れました。

 
 

  • 作・演出:田上豊さん
    公演2日間にはたくさんの方にご来場いただき心から感謝しています。高校生21名欠員なく、全員で無事に乗り切れたことが何よりうれしいことです。
    稽古で最も印象的だったことは、基礎を覚えた後半からの変化です。余白を残した指示に対しても人に答えを求めるのではなく、自分たちで案を出し合い、建設的なやり取りに変わっていく姿に成長を感じていました。本日の千秋楽は彼ららしい有終の美だったと感じています。
    高校生の皆さんへ。自分たちのフィールドに戻ってからもこの経験を活かしてくれることが僕の一番の願いです。演劇作品は形に残らない、「風の芸術」みたいなものだといつも思っています。だからこそ、この友達とはこれからもずっと仲良くしていてください。

  • 演出助手:福田健二さん
    役者の仕事は、映像と舞台の2種類があります。今回舞台を経験したみんなは分かると思いますが、長い時間を一緒に過ごす舞台の期間中はすごく濃厚で楽しい。ですが、全く同じメンバーで再び舞台をやるということはおそらくこの先ないでしょう。千秋楽は嬉しいようで寂しくて、苦手です。
    僕自身については、今回初めて舞台づくりに演者ではない立場で参加し、役者たちが自分の役をゼロから形作っていく過程を、新しい視点で見る貴重な経験をさせていただきました。そして、実は昔は学校の先生になることが夢だった僕にとって、台本と葛藤しながらも日々成長していくみんなと一緒に今日まで挑戦してきたことはかけがえのない時間でした。みんなのことが可愛くて仕方ないです。

  • 制作:FOぺレイラ宏一朗さん
    ワークショップの時から皆さんとご一緒してきて、オーディションの合格通知も全員にお電話をさせてもらいましたが、その時から考えるととても感慨深い思いで千秋楽を観ていました。本番の回数を重ねることで、高校生のみなさんに演劇というものをより理解してもらえたのではないのでしょうか。
    今後も演劇を続けるにせよそうでないにせよ、プロと一緒にひとつの舞台を創り上げたこの特別な経験は、これから生きていく上で必ず活かせる時がくると思います。その時には、ここにいた一人一人のことを思い出してください。良い公演になったと心から安堵しています。

 

【フォトライブラリー】

 

11月5日 プレ稽古開始

12月6日 集中稽古開始

12月10・11日 8時間にわたる週末稽古 初めての衣装合わせ

12月18日 初の通し稽古

12月20日 仕込み開始

12月21日 ならドットFM出演

12月23日 ゲネプロ

12月24日 公演初日 第1、2ステージ / 舞台芸術部門ディレクター平田オリザ氏、実行委員長仲川げん奈良市長による初日挨拶

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
 

12月25日 千秋楽 第3ステージ