イベント情報_東アジア文化都市2016奈良

「第55回 耽羅文化祭」・「済州ワールドミュージック オルムフェスティバル」に参加しました


  


韓中日芸術祭に参加しました
実施日時:【第55回 耽羅文化祭】 平成28年10月7日(金)
【済州ワールドミュージック オルムフェスティバル】 平成28年10月8日(土)~9日(日)
公演場所:【第55回 耽羅文化祭】 済州市塔洞(タプトン)広場内ステージ
【済州ワールドミュージック オルムフェスティバル】 済州道肝列岳漢拏樹木園ワールドステージ

【第55回 耽羅文化祭】

耽羅文化祭は、長い歴史と長年の伝統を誇る耽羅千年の文化の神髄を披露する祭りで、済州道唯一の伝統文化祝典でもあります。その文化祭に「2016年東アジア文化都市事業」開催都市の奈良市と寧波市に芸能団の出演依頼があり、奈良市からは伝統芸能『雅楽』を披露するため、奈良県内の寺社で法要舞楽を行うだけでなく定期的に雅楽公演の開催や、青少年に伝統芸能の指導を行うなど演奏や雅楽普及活動にも高い評価を得られている「奈良葛城楽所雅遊会」が出演しました。
今年は、10月5日(水)~9日(日)に開催する予定でしたが、10月5日未明、韓国南部を襲った台風18号の影響で済州道も甚大な被害があり、当初予定されていたオープニング式典がキャンセルになるなど開催自体が危ぶまれましたが、1日遅れで予定どおり開催されました。奈良市・寧波市以外からも、国内外から芸能団を招へいし、伝統芸能が披露されたり、各国の文化を紹介するブースなどが設置されるなど、済州道民との交流が行われました。本番は、悪天候で強風の中の公演ではありましたが、声明や日本の伝統音楽を披露し、観客からは拍手喝さいを浴びていました。特に、スタッフにもサプライズで行われた500枚の散華は圧巻で、会場に来ていた子どもたちは風に舞う散華を追いかけ拾ったりと、とても喜んでいました。


  • 演奏をしながらステージに登場

  • 演目「行動楽」・「納曾利急」

  • 声明と散華

  • 地元テレビ局の取材に答える奈良葛城楽所雅遊会の清水さん

【済州ワールドミュージック オルムフェスティバル】

済州島で初のワールドミュージックフェステイバルとして、10月8日(土)・9日(日)の2日間、韓国の最高峰『漢拏(ハンラ)山』の麓の肝列岳漢拏樹木園で開催されました。 シルクロードをテーマに国内外からアーティストを招へいし、「2016年東アジア文化都市事業」開催都市の奈良市と寧波市にもアーティストの出演依頼があり、 奈良市からは、「シルクロード」というテーマまた、ワールドミュージック演奏者ということから、『奈良楽譜』が出演しました。
奈良楽譜は、奈良市の創作音楽の第一人者でもあるパーカッショニスト スティーブエトウ氏を筆頭に、「奈良の演奏家による奈良をモチーフにした曲」を演奏するグループで、シルクロードを渡って奈良に伝わった楽器と現代の楽器とを融合させ、伝統音楽を現代風にアレンジした曲を演奏されています。メンバーそれぞれが高度な技術を持っているだけでなく、伝統楽器と現代楽器のコラボレーションが全国でも珍しいとして、高い評価を得られています。
8日は、台風の影響であいにくの天候だったため、雨に弱い笙やカヌーンの演奏を断念するしかない、と肩を落としていましたが、出番が近づくにつれ雨も小雨になり、本番間近には雨が上がるなど全員揃っての演奏ができることにみんな安堵しました。楽器の負担を軽減するため予定曲を少しアレンジし披露することになりましたが、それでも素晴らしい音色を会場に響かせました。 9日は、青天ではありましたが前日の雨のため、極寒の中での演奏となりました。 済州道の美しい自然を生かした装飾が施された幻想的なステージで、奈良楽譜の奏でる音色がその景色と相まって観客たちを魅了していました。

【10月8日(土)】


  • 仲川市長がステージで挨拶と奈良楽譜の紹介をしました。

  • 奏者:パーカッション スティーブエトウさん
    ピアノ 榊原明子さん
    龍笛 出口煌玲さん
    笙 伊藤えりさん
    カヌーン 増田真吾さん

演奏曲 「Nara Score」・「Kurdilihicazkar Longa」・「アリラン」他3曲

【10月9日(日)】


  • 奏者: ピアノ 榊原明子さん(MC)
    龍笛 出口煌玲さん
    笙 伊藤えりさん

  • 龍笛とピアノ

演奏曲 「ISHIKOTSU」・「月」・「唐子」 他3曲

その他にも、「日韓音楽交流-日本・韓国の音楽のルーツを探る-(音と文化を体で感じよう)」と題して、10月7日(金)の午前中、済州市内にある『ハルラ小学校』を訪問し4年生の児童と音楽を通じて交流を行いました。
奈良葛城楽所雅遊会は、雅楽のルーツ・楽器の解説のほか、実際に楽器に触れたり折り紙で作った「こま」で遊んだりと、楽しみながら日本の伝統について紹介しました。 奈良楽譜は、笛や笙など伝統楽器についてや、ピアノの原型でもあるカヌーンやそのピアノについて説明をして、雅楽の曲「越天楽」を4年生が練習していたソプラノリコーダーと合奏し、日本の音楽を体で感じました。 皆、初めて見る・聞く楽器に興味津々で、演奏がはじまると身を乗り出して聞いたりまた、一緒になって手を動かしたりと楽器がそこにあるかのようにエアー演奏を楽しんでいました。 急遽、校長の「他学年にも雅楽の楽器を知って欲しい」との要望が上がり、奈良葛城楽所雅遊会の皆さんが快く引き受け、演奏しながら学校を練り歩き、日本の伝統音楽を紹介しました。


  • 演奏しながら登場

楽器体験


  • 折り紙のこまをかんざしにして遊ぶ子どもたち

  • 学校を演奏しながら練り歩き

楽器の紹介


  • 質問 「お家にピアノがある人?」ほぼ、全員が手を挙げていました

  • 学校の広報部に取材を受ける榊原さん