イベント情報_東アジア文化都市2016奈良

奈良ホテル オリジナルカクテル『古都祝奈良(ことほぐなら)』のご紹介

 
 

奈良公園の緑豊かな高台に位置する関西の迎賓館、1909年創業の「奈良ホテル」。
明治の趣き漂うエントランスを奥に進むと、ランプのほの灯りと木の温かみが心地よいバー、「THE BAR」があります。
 
9月3日の「古都祝奈良」開幕のガーデンパーティーの際に乾杯用カクテルとしてご紹介したのが、こちらのヘッドバーテンダー・宮﨑剛志さんが考案されたカクテル、その名も『古都祝奈良』でした。

 
「奈良のお酒を使い、誰もが飲みやすく、そしてガーデンの開放感を演出できるような味わいにしよう。」
乾杯用のオリジナルカクテル開発の依頼を受けた宮﨑さんは、奈良の濁り酒をメインにミントの爽やかさを加えた、清涼感のあるカクテルを思いつきます。そこに、日本酒の甘さに負けない旨味を持つアムステルダム産のウォッカで味を引き締め、エルダーフラワーのシロップで飲みやすさを加えました。
飾りつけには、「東アジア文化都市」のプロジェクト名からインスピレーションを得たという、大陸から渡ってきた米文化を表すための、稲穂を添えて。

 
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「『古都祝奈良(ことほぐなら)』の実施期間に合わせ、このカクテルのご提供も10月23日までを予定していますが、皆さんからリクエストをいただけたら、それ以降も『東アジア文化都市』をテーマにしたカクテルをご用意したいと考えています。」

 
ここ「THE BAR」の顔となるヘッドバーテンダーを勤めて3年目という宮﨑さん。それまでは別の部署で、ホテル全体の運営に携わるお仕事などをされていました。
転身のきっかけとなったのは、趣味で続けていたバーテンダーの、世界大会に出場したことだったのだそう。
優秀な成績をおさめ帰国した宮﨑さんを、ホテルの社長は放っておきませんでした。

 
「2013年にバーがリニューアルしましたが、その頃からワールドクラスアンバサダーとして、ヘッドバーテンダーに就任しました。ホテル内の業務だけでなく、実は、今では日本酒を使ったカクテル『ジャパニーズツイスト』を広めるために、国内のみならず、海外まで飛び回る日々です。欧米でも少しずつ日本酒の認知度は上がってきましたが、それを『カクテルに加えるもの』として知ってもらうことで、更にその幅は広がるはず。僕たちのようなプロのバーテンダーだけでなく、誰でも作れるような、シンプルで作りやすいレシピの開発も続けています。」

 
奈良の日本酒を使ったオリジナルカクテルのメニューは、この時期には『古都祝奈良』の他に、優しい甘さの桃のシャーベットカクテルも用意されていました。
 
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カクテルを作り終えた宮﨑さん。少しのあいだ手を休めながら、静かな笑顔でお話しくださいました。
「世界大会に出場したもともとの理由は、40歳を迎える節目に、バーテンダーの趣味を諦める為の、思い出作りのつもりだったのですが…… それが今こうしてここにいて、そして日々、バーテンダーとしての僕に会いに、遠方からもお客様がお越しくださるようになりました。 あっ、という間に、人生が変わりました。 夢を持ち続けていてよかったのだと、幸せを感じたと同時に、これからもまだ、どんなことが起こるのかと憧れ続けられるんだと思うと、嬉しくて……。」
 
 
古都の風情を満喫しながら、『古都祝奈良』を片手に、宮﨑さんと未来の話をする時間も、またここの大きな魅力のひとつかもしれません。
 
<奈良ホテル「THE BAR」>
宮業時間:18:00〜23:00
席数:43席(カウンター、テーブル)
「THE BAR」公式サイト
*オリジナルカクテル『古都祝奈良(ことほぐなら)』のご提供は、10/23まで(予定)

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